講師紹介
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講師略歴
1962年 山口市に生まれる1984年 東京工業大学工学部機械工学科卒業
1986年 東京工業大学理工学研究科機械工学専攻修士課程修了
1986年 キヤノン株式会社入社 生産技術研究所勤務
1990年 7月カリフォルニア大学バークレー校機械工学科 Visiting Industrial Fellow
(~1992年6月)
1993年 博士(工学)学位取得(東京工業大学)
1995年 慶應義塾大学理工学部機械工学科専任講師
1999年 慶應義塾大学理工学部機械工学科助教授
2001年 ハーバード大学応用科学・工学部門 Visiting Professor (~2001年9月)
2006年 慶應義塾大学理工学部機械工学科教授
2008年 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授
2008年 慶應義塾大学環境共生・安全システムデザイン教育研究センター長兼任
2011年 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科委員長、および
システムデザイン・マネジメント研究科付属システムデザイン・マネジメント
研究所長兼任
研究テーマ :
ヒューマンインタフェースのデザインから、ロボットのデザイン、教育のデザイン、地域
社会のデザイン、ビジネスのデザイン、価値のデザイン、幸福な人生のデザインまで、
様々なシステムデザイン・マネジメント研究を行なっている。
詳細はヒューマンラボのHP http://lab.sdm.keio.ac.jp/maenolab/
講演内容
「思考脳力とイノベーションのデザイン」まず、世界の諸問題が大規模・複雑化している現状を述べた後に、これらを俯瞰的に
理解・解決するための思考の四つの型について述べる。次に、思考の型とイノベーション
の関係について、考えを述べる。特に、歴史を俯瞰すると、「農耕革命」「産業革命」に続く
「情報革命」というイノベーションはまだ始まったばかりであることを述べる。さらに、「情報
革命」の時代を生き抜くためにはどのようなイノベーションが必要か、考えを述べる。最後
に、幸福学研究成果も交えながら、これからは自己実現と幸福追求の時代であることを
述べる。
■ この講演にご関心をお持ちの方へ ― 夕学スタッフからおすすめの3講演 ―
・12/6(木) 宮台真司氏 「社会システムの再構築を急げ」
・1/9(水) 津田大介氏 「情報の呼吸法」
・1/15(火) 佐々木毅氏 「大人が学ぶということ」
主要著書
『思考脳力のつくり方』角川書店(角川oneテーマ21)、2010年『思考の整理術』朝日新聞出版、2009年
『記憶 脳は「忘れる」ほど幸福になれる!』ビジネス社、2009年
『脳の中の「私」はなぜ見つからないのか?』技術評論社、2007年
『錯覚する脳』筑摩書房、2007年(2011年・ちくま文庫)
『脳はなぜ「心」を作ったのか』筑摩書房、2004年(2010年・ちくま文庫)
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